こんにちは。お久しぶりです。「タカヒデ3」です。
前編より時間がかなり過ぎてしまいました。申し訳ございません。
前編の内容は、もうすでにお忘れでしょう。(おそらく...)
なので、前編の内容を少しお伝えします。
現代の人々は肉体労働の量や回数が激減しているなかで、一日3食は食べ過ぎです、二食にしましょう。
これを、前編でお伝えしています。 後編では、一日3食は消化器官に負担が重く、アレルギー症状の原因の一つになるのではないか?と思われます。
一日2食で空腹感が幸せに感じる。
私たちにとって、切っても切り離せない食事。栄養補給。エネルギー補給。(人間の体は食べたモノでなりたっている)
胃で食物を溶かして分解したのち、小腸でも消化しながら栄養吸収して、大腸もタンパク質や炭水化物を分解・吸収を行い、腸壁から水分と塩分を吸収する。大腸は、大量の腸内細菌(大腸菌や乳酸菌など100種類以上の細菌がいる)を排出したり、一部を腸内に残したりして、悪細菌に対する防衛機構もおこないます。そして、便として排出します。この一連の(口腔から食物を摂取して便として排出するまでの)活動にかかる時間は48時間~72時間です。
我々のそれぞれの消化器官は、食物が入ってきて胃は10時間かけて消化吸収している。その後小腸も10時間かけて栄養吸収して、大腸も10時間をかけ水分摂取、栄養吸収、排泄を行う。
なのに我々は、一日3食を食べることによって、8時間毎に食物が消化器官に入ってくる。消化器官は休むことなく消化活動をしなければならない。それも、365日。 24時間休みなく働かされる消化器官は、私たちより過酷な労働条件で働いているのです。
そんな消化器官は本来のパフォーマンスをだせるでしょうか?
消化器官は、必要な栄養の吸収効率が悪くなり、そして
老廃物が体内に溜まる。
この老廃物が、各消化器官の毛細血管から吸収され体内を循環する。この老廃物が体内から排出されないせいで、
便秘、肌が荒れる。
体臭がきつくなる、口臭がきつくなる。
イライラする。
アレルギー反応がおこる。
血液中の中性脂肪が増える、悪玉コレステロールも増える。
血管内壁も悪くなり、食後の血糖値が上昇、血糖値を下げるためにインシュリンをつくる、すい臓にも負担がかかる。
などの悪影響を及ぼします。
一日3食は食べ過ぎです。 一日、2食にしましょう。
また、マウスの実験で、餌を通常の半分以下を与えるマウスAと、餌を好きなだけ与えるマウスBでは、長生きしたのも、若々しいのも、マウスAでした。
マウスと人間では、同じ理論とはいかないが、あなたのとなりの人は、あなたと比べて瘦せていませんか? その人はあなたと比べて若々しいですか? その人はあなたと比べて活発に行動していませんか? その人はあなたと比べて前向きな発想、発言をしてませんか?
その人はあなたと比べて輝いていませんか?
年齢の数で人は老いるのではなく、発想や発言や行動力で老いが決まるのです。思考や行動で老いるのです。
食べ過ぎは、細胞レベルで老化していくのです。過食の悪影響。
10時間、消化器官は働いている。その消化器官を10時間休ませよう、とお伝えしました。それだけでは、消化器官のメンテナンス作業の時間だけしかありません。
身体の細胞の活性化、自己免疫力アップのために、プラス6時間食物を体内に入れないようにする。消化器官を軽い飢餓状態にします。
そうです、食事をしてから16時間、食物を体内に入れないのです。そうすると、体内の細胞、オートファジー機能が働きだすのです。
このオートファジー機能を働かすために「16時間の食物を体内に入れない」空白をつくったのです。
では、オートファジー機能が働くと何がイイのでしょうか?
オートファジー機能が働くと何がイイのでしょうか?
オートファジーの仕組みは、自己成分を分解して生存に必要な分子を作り出す仕組みで、飢餓状態におかれた細胞の生存を助ける働きがあります。(自食作用とも呼ばれる)
その働きとは.....
オートファジーが自己成分を分解する時に、古いタンパク質を分解して飢餓状態にある細胞へエネルギーを供給するのです。古いタンパク質が分解されるので、細胞レベルで新陳代謝がおこなわれる。また、必須アミノ酸などの分子もつくられ、飢餓状態の細胞にエネルギーを供給します。
まとめます。
オートファジーは、食物が十分に摂取されている状態では働きません。
食物を摂取し、消化、吸収が終わると細胞にエネルギーが行き届かなくなります。
その時点から肝臓に蓄えられている糖質が使われて、各細胞へエネルギーを供給しはじめます。
肝臓から糖質を使用するので、脂肪肝にならない。
脂肪肝の症状になると困るのか?
脂肪肝は、肝硬変に悪化して、さらに悪くなると肝臓ガンになる。
手遅れになる前に、肝臓をいたわって、肝臓を守りたいですよね。
そして、肝臓の糖質を使い果たした頃(食べ物が摂取されてから約10時間後)、体内の脂肪が分解されてエネルギーとして各細胞に供給されはじめます。この、分解される脂肪は、主に内臓脂肪だといわれてます。悪玉ホルモンを分泌する内臓脂肪です。内臓脂肪が減っていくのは嬉しいですね。
この頃から、空腹を感じます、何か食べたくなるのです。 デモ、ガマン......
食べ物が摂取されてから16時間たつと、ようやくオートファジーが機能し始めるのです。
オートファジー機能は、体や細胞がストレスやダメージを受けても、生き残れるようにするためのシステムです。だからといって、オートファジーを機能させるために毎回細胞にダメージを与えるわけにはいかないので、ダメージのかわりに「飢餓状態」をつくりだし、オートファジー機能のスイッチを入れるのです。
オートファジーが機能すると、古い細胞を分解してタンパク質や必須アミノ酸に造り替えて再利用できる。古い細胞がなくなり、新しく細胞が作られる。すなわち、細胞が若返る。
身体の各部の細胞がじわじわと若返ていく。それは、アンチエイジング効果があり、老化防止になります。
細胞が作られて、その細胞が活躍する、やがて細胞が古くなり、古いまま細胞が活躍できず老いていく。これは、新陳代謝が行われていない状態です。この状態は好ましくないです。新しく細胞を作り出す状態にしていきたいです。そのきっかけを細胞に与えるのが、オートファジーを機能させる事です。
何も食べずに16時間も過ごすのは、辛そうで、成功するイメージができないんだよ。
と思っている方、実はそうではありませんよ!
人間は必ず睡眠をとります。人によっては一日6時間睡眠の方、一日8時間睡眠の方、人それぞれです。仮に8時間睡眠の方は、起床してから8時間食事をしなければ、オートファジーの登場です。
意外とカンタン。
さらに、良い知らせがあります。それは、16時間の空腹の時間を準備できて、そこからさらに、1時間空腹を続けるとその1時間だけがオートファジー機能が活躍するのか。ではなく、16時間の空腹を準備できると、それから食事をしてもオートファジーは活躍し、しばらくは効果が続くのです。
さぁ、空腹時間を16時間つくりましょう。
さぁ、明日から「一日、2食で空腹感が幸せに感じる。を実行しましょう!」
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