マイクロ法人について考えてみる。後編。

こんにちは。お久しぶりです。「タカヒデ３」です。

前回、納まりきらなかったので、続きをお伝えいたします。今回も長文です。すみません。お忙しい人は後ほど、お読みください。

では、さっそく・・・

その副業が上手くいくと、副業だけで生活ができるようになる。そうしたら、副業を本業にしてもイイのかもしれない。

自営業者になるのです。

サラリーマンから、いきなり独立開業すると、リスクが大きいが、副業として売り上げや利益が見込めるようになってから自営すると、自営業の開業リスクは低くなります。（どのくらい売上や利益がでるとイイか後記しています）

自営業の個人事業主でもイイですが、法人を設立して経営もイイかもしれない。

法人は、個人が好き勝手にバラバラに働くよりも、大規模で早くお金を増やすことができる。法人は社会の中でとても大きな役割を果たしている。だから、法律上の人格が与えられている。様々なメリットが与えられる。

「マイクロ法人」を考える。法人のメリットを活かしつつ、人件費を抑える。アウトソーシングにできる分野は任せて、少数精鋭で運営していく。

中小企業の経営者は、「儲からない」と口癖のように言うが、その主な原因は人件費が多くかかっているからだと考えられる。

そうです、多数の社員やパートさんを雇い、土地を借り（買って）、機械を借りて（買って）、材料を仕入して加工して販売（リース）する。そう、製造業が「儲からない」企業の代表格です。

経費が、かかりすぎです。

「儲かっている」製造業もあります。「儲かっている」製造業とは？

「儲かっている」製造業は、メーカーや、大企業などです。決して、下請け企業ではありません。

子会社、孫会社などの下請け企業が、モノづくり日本を支えているのです。

その、中小零細企業が儲からないのは、ご承知ですよね。

日本の企業、９割以上が、子会社、孫会社の中小零細企業なのです。

設備投資をして、人を雇って、いっぱいお金を払って、コストをかけても、発注者から売買金額を決められてしまう。

なので、経費をかけずに（人件費をかけずに）少数精鋭で企業を運営するのが、収益悪化のリスクを回避できるのです。　そして、赤字になりにくい。

「マイクロ法人」は、取締役が一人、株主が一人でO,K,　「マイクロ法人」は合計一人の社員でO,K, つまり、私一人で設立O,K,なのです。

そうです、この「マイクロ法人」には、一人しかいません。

昔（旧商法）は、有限会社でしか認められなかった一人法人が、今（新会社法）では、一人で株式会社を設立できるようになった。（旧商法では、有限会社は一人法人が認められている。株式会社は最低三人の取締役が必要で、取締役三人での取締役会を最低でも3ヵ月に１度開催しなければならなかったのです）

大企業や中小企業に雇用されない仕事の仕方、稼ぎ方です。そうです、フリーエージェントです。

「マイクロ法人」を経営＝＝「フリーエージェント」で稼ぐ、こんなイメージです。

では、「マイクロ法人」のメリットは、何でしょうか。何のために「マイクロ法人」を設立するのでしょうか？

マイクロ法人のメリットは、なに？？

「マイクロ法人」のメリットは、何でしょうか？

「マイクロ法人」も立派な法人なので、法人格が与えられています。　　なので、

１．収入に対する税負担が大幅に低くなる。

２．まとまった資金を無税で運用できる。

３．さらに、多額の資金をタダ同然での利息で借りることができる。それも、無担保で。

このような、奇跡のような機会は、自由で公平な効率的な市場ではあり得ないこと「市場にはフリーランチ（タダ飯）はない」が、実際には存在している。

あなたが、「マイクロ法人」を設立するだけで上記の３つの機会が手に入るのです。

しかも、その「マイクロ法人」には、私一人しかいなくて、私一人で運営している。実質的には個人事業主と同じ形態だが、「マイクロ法人」設立し運営するだけで、３つの奇跡のような機会を手に入れられる。

さらに、「マイクロ法人」を経営するにあたって、経費の範囲が広がる、税務署が経費として認めてくれる項目が増えるのです。（個人事業主に比べて）

「マイクロ法人」は以下の項目が経費扱いです。

１．消耗品費

２．旅費交

３．接待費

４．水道光熱費

５．家賃

６．保険料

７．家族への給与（18歳以上の子供も）

８．法人名義の車両運搬の減価償却費を全額と税金額

個人事業主よりも「マイクロ法人」は経費として認められている項目が多いので、利益を圧縮して節税出来る効果がおおきいのです。

具体的には、

・飲食代を交際費に

・法人名義でマンションを借りて、自宅（マンション）の家賃は経費にする

・私の労働収入を法人の売上げとして、役員報酬として配偶者へ払う。私の所得は増えないから、所得税が掛からないので勤務先には副業をしてる事が分からない。

・役員報酬を貰う家族は、給与所得控除を受けることができ、税金額を減らせれる（給与所得者も同じ）

「マイクロ法人」が有利であることは、いくらでもある。そして、どれも上手に使えばとても効果的であるのはイメージしやすい。

「マイクロ法人」がイイと分かったので、次は具体的にどうするの？

どのタイミングで個人事業主から「マイクロ法人」に組織構成を変更すればよいか、　それは副業として売上が、年間５００万円を超え続ける見込みがたつと「マイクロ法人」を設立するとよいでしょう。

忘れてはいけないのが、売上が１０００万円を超えると消費税の納税義務が生じる。

のだが、嬉しいことに設立から2年間は免除となる。

ちなみに、副業で不動産投資しているサラリーマンは、資産管理会社を設立しましょう。

そして、「マイクロ法人」の設立するタイミングは、サラリーマンの給与と不動産からの収入が合計６５０万円以上が継続するようになった時です。

　サラリーマンを続けながら、副業をしてある水準以上の利益がでると、勤めている会社にバレてしまいます。それは、住民税額が変わるからです。副業の売り上げだけを、確定申告して住民税の「普通徴収」に切り替えましょう。意外と簡単です。

副業が勤めている会社に知れると、色々と注意を受けたり、制限を受けるのは面白くありません。また、副業を禁止している会社も数多くあります。

副業を会社に知られたくない人、また副業が禁止の会社勤めの人、それを解決策する方法があります。それは、配偶者を代表取締役とした「マイクロ法人」にするのです。　

私が副業で売上げをつくり、その「マイクロ法人」を経営する。勿論、「マイクロ法人」に売り上げが入り、配偶者には役員報酬は振り込まれる。その配偶者が売上をつくっても、つくらなくても．．．。

この場合、配偶者は私の扶養家族から外れて社会保険料や年金基金積立を配偶者自身が負担する。

私が代表取締役の「マイクロ法人」もカッコ良くて憧れるのですが・・・

さて、いよいよ「マイクロ法人」を設立する事務手続きです。

「マイクロ法人」を設立しましょう。

まず、定款を作成します。これは、組織の活動や運営について定めた根本原則です。

この法人が何をする目的なのか？役員は誰で何人か？役員の任期は何年か？ネット上にひな形があるのでそれをお手本に。

定款を作成し、公証人役場で定款の認証を受ける。電子認証は￥５０,０００。電子認証をしない場合は￥９０，０００。

　

銀行口座を設立する。

資本金1円

　

法務局で登記の申請をする。

名称、本店住所、代表取締役社長の住所、氏名、実印を押印。

登録免許税￥１５０，０００

収入印紙代￥４０，０００

謄本代￥２，０００

合計約２５０，０００

司法書士さんにお願いしてもイイですし、自分で役所に登録に行ってもイイです。

経験値を積む、って目的で自分で登録したほうが「自分のマイクロ法人」に愛着がわくかもしれません。

さぁ、行動する時です。最初から100％上手くいくはずはない。行動して、結果がでて。その結果に一喜一憂して、その結果に修正案を考えて。また、行動して。

さぁ、自分の「マイクロ法人」をつくり上げていきましょう。

まずは、土曜、日曜、祝日に「あなたのスキを誰かにプレゼントする準備を始めませんか」

まずは、土曜、日曜、祝日に「あなたのスキを誰かにプレゼントしてみませんか」

その、スキが誰を幸せにするとイイですね。

その、スキに価値が生まれるとイイですね。

その、スキが販売できるようになるとイイですね。

その、スキが多くのひとに届くとイイですね！

その、スキが副業になれば、とってもイイですね！

さぁ、副業を始めてみませんか！？

あなたの、可能性がひろがります。

あなたの、見える世界が変わりますよ。